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朝永基金事業
 

■■■ 朝永基金事業は平成17年度をもって終了しています。

 

概要

 

 

 

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昭和54年に朝永振一郎博士が逝去されると,朝永博士を記念するための事業が幾つか検討された。このような努力が結実して,大学会館の中の一部屋を使い朝永振一郎名誉教授室が設置されることになった。

昭和58年9月29日の朝永振一郎名誉教授記念室の開所式後の宴会の席上,朝永振一郎夫人より福田信之学長に一千万円の小切手が贈られた。夫人よりはとくに何に使ってほしいとの希望はなされなかった。

松浦副学長を中心に相談が行われ,この寄付金を朝永基金として,主として物理学関係の国際交流事業にあてることとなった。当初,これをもとに他からの寄付を募るという案もあったが実現しなかった。

昭和62年6月25日には,阿南功一学長により,物理学系長を委員長とする朝永基金運用委員会が設置された。7月1日に第一回委員会が開催され,筑波大学の物理学関係研究者の国際会議出席のための海外派遣,国内外の外国人研究者の招聘を事業の中心とすることが決められた。

朝永基金は,平成16年度までの18年間に,58件の海外派遣と22件の招聘を行った。朝永基金が発足した当時は勿論のこと,その後しばらくの間も,国際会 議出席のための海外旅行費用の財源は極めて限られており,また航空運賃も高額であったので,海外での国際会議において研究成果を発表し,また会議研究者と 交流することは非常な困難を伴った。

このような時代に,朝永基金は筑波大学の若手研究者を国際舞台に送り出す上で得がたい役割を果たした。本学の物理学関係者の中には,朝永基金のお世話になった者は数多い。

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朝永基金事業は,平成17年度をもって終了した。

 
     
 
 
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